zcryy’s blog

ひぐらし業卒考察をしています。

魔女についての推測考察(業卒含む)

 こんにちは、zcryyです。前回の続きで魔女考察をしていきます。魔女の正体と業卒との関連について書いていきます。


注)この記事は以下の要素を含みます。

ひぐらしうみねこのネタバレ
・めちゃくちゃな文章
・根拠の乏しい推論
・文体の混交


目録
・魔女とは何か
・ベルン、ラムダ、フェザについて
・業卒の魔女




〈魔女とは何か〉

 以前このような考察をしました。
うみねこにて、ラムダ・ベルン以外の魔女にはモデルが存在し、そのモデルと魔女とは意識を共有していない別人である」
「注)ベルンには八城の飼い猫、フェザには八城というモデルがいるが、ベルンに関してはひぐらしの話があるため、ここでは梨花がベルンのモデルとしている」

 例えば、幻想世界のベアトリーチェと現実世界のXさんとは、関連性がありますが記憶を共有している訳ではありません。よって、魔女とモデルは別人であると考えられます。


 さて、ひぐらし卒15話終了後、公式サイトにて竜騎士先生のインタビューが掲載されました。それによると、魔女は物語を俯瞰・進行できる存在であるようです。

https://higurashianime.com/special06.html



 ここで、魔女1人1人について見ていきましょう。(以降、ベアトリーチェのモデルをXとします)(私の考察も入っています)


 ワルギリアは、いたずら好きな熊沢さんを見たXの印象だと思われる。熊沢さんのいたずらは魅力的で、Xを元気にさせるもの、という事である。

 ベアトリーチェは、Xが想い人の容姿に似せて生み出した存在だが、事件を操る存在として描かれている。

 ロノウェ、ガァプは、ベアトリーチェの計画を知っている存在。モデルは源治と郷田?

 エヴァベアトリーチェは、絵羽が黄金を手に入れて事件に介入出来るようになった事で大きな力を手に入れた。

 エンジェ・ベアトリーチェは、ベルンの介入で発生し、魔法の仕組み等を知って力をつけた。

 マリアは、現実逃避とXとの交流により、自分の世界を作り上げた。

 ドラノール、ウィルは、法則の擬人化。

 エリカは、ベルンの介入で六軒島付近の遭難者から誕生。ep6で正式に魔女化。

 バトラは、ベアトリーチェの計画を全て知った事で魔法使いとなった。


 以上、これらうみねこの魔女たちは、真実を知ったりすることで力をつけた傾向があると考えられます。

 これらを考えていて思い付いた、私の仮説がこちら。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
・登場人物が真相を知ったり、世界を動かす力を手に入れたりなどした時に、その人物の別人格の魔女が誕生する

・魔女とそのモデルは、記憶や意識を共有しない(但し、互いに認識できる場合もある)

・魔女は幻想世界を移動できる

・幻想世界はクラウド、現実世界はサーバと例える事ができ、魔女達は幻想世界を移動することで様々な現実世界を観測できる(ときに干渉も可)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 うみねこの魔女達は、幻想世界を通じて様々な偽書世界を観測することが出来ます。ゲームマスター偽書作家の目線で偽書を構築することが出来ます。但し、うみねこ以外の世界を観測することは出来ません。ベルンやラムダなどなら可能です。


 以上、確実な根拠があるわけではないですが、様々な情報をもとに考えた私の魔女仮説はこのようになりました。(伝わっているでしょうか……?)




〈ベルン・ラムダ・フェザ〉

 この仮説をベルン、ラムダ、フェザリーヌに当てはめて考えてみます。

 まずはフレデリカ・ベルンカステル。姿や立ち振る舞いからして、うみねこのベルンとひぐらしのフレデリカは同一人物でしょう。
 漫画版皆殺し編序盤にて、ベルンと梨花が幻想世界(夢)で会っています。そこでベルンは「私はあなただから、あなたの死後の話は知らないわ」と話しています。うみねこと違って優しい印象なところを見るに、おそらく、まだ魔女になりたてで、梨花の別人格という側面が強いのでしょう。
 祭囃し編ラストから、賽殺し編を作り上げたのはベルンでしょう。美代子ちゃんを家族生存ルートに導くシーンがある他、「色んなカケラ作ってみた、作ってみたい」というセリフもあります(DS版ひぐらし絆4巻)。
 賽殺し編で、梨花がフレデリカ・ベルンカステルと自称しますが、この頃には既にベルンは誕生しています。もしかしたら、この梨花の発言を聞いたベルンが「そっか、私は梨花じゃなくてフレデリカ・ベルンカステルなのか」って思ってそう名乗り出したのかもしれません。
 うみねこep6にて、ラムダが「ベルンが無限地獄に囚われてた話」をしていますが、その話ではベルンは駒であり、無限地獄脱出で魔女になったと言っています(漫画版より)。ひぐらしでの話と見て間違いないでしょう。
 同じくうみねこにて、ラムダが「前回はベルンがポーンを全部入場した状態から始めた。あんなの負けた内に入らないんだから」と言っているようですが、これは魔女になってるときの話をしているので、ひぐらしの話ではないでしょう。ep6の方はベルンラムダが魔女の駒であるときの話です。また、ベルンラムダはうみねこ時点で千年生きてるようなので、ひぐらしを千年前とすると、前回と今回(うみねこ)の間が空きすぎてます。

 次にラムダデルタです。前回の記事の通り、モデルは鷹野と見て間違いないでしょう。当時の竜騎士先生×KEIYAさんのインタビューでは、「ひぐらしにラムダデルタなんて出てないよ。そんなことに囚われていると……」という話をしていますが、おそらくep5~8に関連したブラフでしょう。
 ep6の昔話で「数えてなくてよかった」って言っているのは、繰り返す者ではなかった、という意味でしょう。

 最後に、フェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラ。彼女に関しては少し話が複雑になる。
 まず、(これは他人の考察になるのだが、)フェザリーヌのモデルは八城幾子&十八と考えられる。フェザリーヌの執筆能力は2人の仕事が元となっているし、記憶補助具は十八の記憶喪失を幾子の情報収集能力で補っているという話が元となっている。そのように考えられる、というのがその説の根拠である。
 但し、ep6にて縁寿がこのような発言をしている。
「あなた(八城)が先なの?それともあなた(フェザ)が先なの?」
 当人の返答は誤魔化しているが、単に「フェザのモデルは八城幾子&十八」という話では終わらないという事の示唆なのかもしれない。

 もう一度、ep6のラムダの昔話を振り返ってみる。

「ベルンの主は、自分が作ったゲーム盤にも拘わらず、途中でゴールが分からなくなった」
「スタートとゴールの繋がった、壊れたスゴロクが出来上がり、ロジックエラーが発生」
「ロジックエラー解消をベルンにやらせ、奇跡によってロジックエラー解消出来たが、精神がおかしくなっていた」

 さて、この話はベルンの主がゲームマスターとなっている。漫画版うみねこep6では羽入をモチーフとしており、回想でのベルンも梨花の姿をしている(作者は漫画版ひぐらし皆殺し編も担当されている)。
 つまり、ひぐらしでは羽入、ないし羽入を操る魔女がゲームマスターと見て取れる。
 ひぐらし旧作を知っている人なら疑問に思う事だろう。「ひぐらし旧作は、鷹野の計画に対して梨花達が立ち向かう話だ。ゲームマスターは鷹野で、挑戦者は梨花じゃないのか」と。
 この疑問の答えは、祭囃し編序盤の鷹野と羽入の宣戦布告に記されている。
「お前を神の座から引きずり降ろす。私とおじいちゃんが神になるのだ」
 そう、魔女側の羽入に人間側の鷹野が挑んでいる。
 鷹野は終末作戦で神になろうとする。羽入は梨花達を救うべくループを開始。鷹野の計画(青字の発言)を打ち破った訳ではないため、ロジックエラーと認定。途中から信じることをやめて、惨劇回避を梨花に丸投げ。奇跡によって鷹野の計画を打ち破った(ロジックエラーを回避した)。このような解釈が可能となるのだ。

 話を戻そう。この解釈を採用すると、羽入か羽入を操る者が魔女という事になる。前述のモデルの話を取り入れるなら、羽入がモデルの魔女がいる、というところか。
 言祝し編にて、5次元レベルで場所が違う世界から羽入は雛見沢に来たという話がある。羽入モデルの魔女がひぐらし時点で存在していた事を考慮すると、羽入モデル魔女はひぐらし以前の別のゲーム盤から来たのかもしれない(し、ひぐらしの羽入から派生したのかもしれない)。

 では、この羽入モデル魔女とフェザリーヌは関係があるのか。うみねこep6のベルンとフェザリーヌの会話を考慮してみる。
 かつてフェザはベルンに、肉を喰らう道もあると教えたそうな。そして、ベルンはフェザの真似でカケラ巡りをしている。
 賽殺し編ラストの話かな。元の世界に戻ってから、羽入に友達が出来たと言っていた。その後の梨花の発言(そう、じゃあ私は"古手梨花"なのね)から、友達はベルンだと推測できる。つまり、賽殺し編後羽入モデル魔女とベルンが色々戯れ、うみねこに至った。「羽入モデル魔女=フェザリーヌ」だと思われる。

 なお、縁寿の疑問「八城が先?フェザが先?」の解答はまだ分からない。フェザには八城モチーフのものもあるから、八城が先かな?「羽入と八城がフェザのモデル」と推測しておく。




〈業卒の魔女〉

 いよいよ本題、業卒の魔女についてです。おそらくベルンラムダをはじめとする魔女達が関わっているのでしょう。業卒は未だに謎が多いですが、全39話と仮定して話を進めます。

 まずは分かりやすいラムダデルタ。エウアにフィーアと呼ばれているため、沙都子を駒にしているとみていいでしょう。卒15話の「沙都子を貴方に返すわ」で沙都子から離れたのでしょうか?
 「沙都子を返す」という発言からして、「沙都子がラムダのモデル」なのではなく、「ラムダが沙都子に憑依していた」という可能性が高いでしょう。「LD3105号」はエウアの皮肉でしょうか。中身はフィーア(ラムダデルタ)だけど、憑依先が北条沙都子という点がエウアには奇妙に見えていた、というように思います。

 次にベルンカステルですが、ベルンは賽殺し編梨花から離れています。ひぐらし旧作での地獄にこりごりであろうベルンが、再び梨花に憑依して地獄を味わうのは、少し考えにくいですね。卒15話最後のセリフがうみねこのパロディですが、再び繰り返す者となった(エウアが消えても能力は残るのか?)梨花が、ベルンと同じ思考に至って同じセリフを偶然口にしたのではないかと思っています。
 では、ベルンカステルはどこにいるか。以前の考察を同じ結論になりますが、それはエウアを送り込んだのがベルンカステルではないかと思っています。エウアによって沙都子(ラムダ)を繰り返させて無限地獄に閉じ込め、散々ラムダと過去の自分を痛めつけ、最後は梨花か沙都子がやられてラムダの敗北、という計画だったのでは、というように思います。

 では、そのエウアとは何者か。キコニア関連の発言からして、キコニアにもいるのでしょう。フェザリーヌと似ても似つかない(声、衣装、化粧、性格)点から、ベルンが作ったフェザリーヌもどきと推測しています。

 他にも、公式サイト人物紹介の服の有無やアリス要素から、フェザリーヌやアリスが潜んでいると推測していたのですが、そういうわけではないのかなというのが今の印象です。業卒に関わっているのはベルンラムダだけかなという。(フェザリーヌはもしかしたらもういなくて、それが理由でエウアが作られたのかもしれない)





 以上、いかがでしょうか(伝わっているでしょうか)?
 いつもより推測多めとなりましたが、何とかまとめられました。質問とかあれば、コメントやツイッター(@rjIwvZCRYYikkY2)にてどうぞ。

 ではまた。






ひぐらしのなく頃に
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