zcryy’s blog

ひぐらし業卒考察をしています。

ひぐらし業卒の感想(今さら)(旧作の感想も交えて)

 続編の予告なく、これで終わり感満載なひぐらしのなく頃に業卒。卒15話からだいぶたってはいるが、ここで私の感想を書いておきたいと思う。(業卒の続編がないという仮定で書きます)



注意:以降の内容にはネガティブなものを含みます。ひぐらし業卒好きな方はブラウザバックをおすすめします。

 ひぐらし旧作、業卒のネタバレも含みます。












〈旧作について〉
 旧作の良さは主に3つあると私は思っている。「感動ストーリー」「空気感」「考察要素」だ。

 「感動ストーリー」は言わずもがなである。各人物の心情を思い浮かべてみると、何とも素晴らしい(語彙力がない)。
 「空気感」。あの昭和58年の雛見沢の空気、あの場面の空気感、DS版のBGM、いいよね(語彙力がない2回目)。
 「考察要素」。私は黒幕の過去編から見ていったため、考察しながら読み進めるといったことはしなかったが、後から考えてみても、ちゃんと出題編4編で真相を解くことは可能だと思えた。未知の病気に関しても「綿流し編梨花の注射器」「祟明し編の沙都子の様子」「富竹の最期」などから推測できるし、羽入に関しても、「鬼隠し編最後の梨花のセリフ」「暇潰し編梨花の様子」から推測できる(そもそも羽入は真相にあまり関わっていないが)。




〈業卒について〉
 では業卒ではどうだったか。

 まず、「考察要素」。
 卒15話終了時点で、話の根幹に関わる大きな矛盾が約2つ、そこそこの矛盾や疑問点がたくさん存在している。大きな矛盾2つは、


・沙都子のループが同一のカケラの過去に移動するもので、梨花のループが別のカケラの過去に移動するものであると読み取れるが、それでは業23, 24話が猫騙し編での話となり、H173入手の時期がおかしくなる

・旧作にて、鷹野は『祭当日に富竹を発症させることで終末作戦を成功しやすくする』という計画を立てていた。皆殺し編での鷹野の『あなた(富竹)は既に潜在感染者なのよ』という発言から、祭の前の富竹の発症レベルを村人達と同じと推測できる。
 以上を踏まえると、旧作ではH173は数時間でL5発症させられる、即効性の高いものでないとおかしい(このことを含めて計画を立てていると考えられるため)。これは業卒でのH173の効果と矛盾する。


 というものである。業卒に関する矛盾や疑問点については過去記事を参考にしてほしい。
 このことから、続編でもない限り、業卒の現実味がかなり薄れてしまう。ましてや、出題編で明かした内容がそのまま解答となっている。これでは、考察を楽しめる作品とは言い難いと私は思っている。


 次に、「空気感」。確かに、村の風景や空気感、各人物の姿などは魅了されるものがあった。ただ、全体的にどうかと言われると、「考察要素」について述べた事もあって、良いとも悪いとも言い難い。


 最後に、「感動ストーリー」。確かに、卒15話後半は良かったと思えた点もあった。但し、それは「祭囃し、賽殺し編からループなしで卒15話後半の世界に辿り着いたと仮定したら」の話である。もちろん魔女云々の話は除外である。祭囃し編以降、かつての悪役も良心を取り戻して、皆仲良く過ごす世界、その状況が「良かった」と思える点なのである。
 逆に言えば、「業18話、19話前半、卒15話後半」以外無くて良いんじゃないかと思うのだ。30~120分のOVAなら、かなり人気が出てたのではないかと思う。









 以上が業卒全体に対する私の感想である。続編が出ればまた見方が変わるのかもしれない。

 ひぐらし巡に関しては、「ひぐらし卒の代わり」としては私は期待していない。どれだけひぐらし巡が良作でも(ひぐらし卒と関わってくるとかない限り)ひぐらし卒が無かったことになるわけではないからだ。
 しかし、何かしらの面白い話をきっと提供してくれることだろう。新たな考察要素を提供してくれる可能性も十分あり得る。その点においては、私はひぐらし巡に期待している。

 ひぐらし令に関しては、業卒とは全く別の新作であるため、特に悲観することはないだろう。期待して待とう。





 以上、読んで頂きありがとうございます。今後はおそらく、しばらく投稿はないでしょうが、もしかしたらひぐらし業卒の考察を投稿したり、別作品の考察を投稿したりするかもしれません。






ひぐらしのなく頃に
ひぐらしのなく頃に
ひぐらしのなく頃に

魔女についての推測考察(業卒含む)

 こんにちは、zcryyです。前回の続きで魔女考察をしていきます。魔女の正体と業卒との関連について書いていきます。


注)この記事は以下の要素を含みます。

ひぐらしうみねこのネタバレ
・めちゃくちゃな文章
・根拠の乏しい推論
・文体の混交


目録
・魔女とは何か
・ベルン、ラムダ、フェザについて
・業卒の魔女




〈魔女とは何か〉

 以前このような考察をしました。
うみねこにて、ラムダ・ベルン以外の魔女にはモデルが存在し、そのモデルと魔女とは意識を共有していない別人である」
「注)ベルンには八城の飼い猫、フェザには八城というモデルがいるが、ベルンに関してはひぐらしの話があるため、ここでは梨花がベルンのモデルとしている」

 例えば、幻想世界のベアトリーチェと現実世界のXさんとは、関連性がありますが記憶を共有している訳ではありません。よって、魔女とモデルは別人であると考えられます。


 さて、ひぐらし卒15話終了後、公式サイトにて竜騎士先生のインタビューが掲載されました。それによると、魔女は物語を俯瞰・進行できる存在であるようです。

https://higurashianime.com/special06.html



 ここで、魔女1人1人について見ていきましょう。(以降、ベアトリーチェのモデルをXとします)(私の考察も入っています)


 ワルギリアは、いたずら好きな熊沢さんを見たXの印象だと思われる。熊沢さんのいたずらは魅力的で、Xを元気にさせるもの、という事である。

 ベアトリーチェは、Xが想い人の容姿に似せて生み出した存在だが、事件を操る存在として描かれている。

 ロノウェ、ガァプは、ベアトリーチェの計画を知っている存在。モデルは源治と郷田?

 エヴァベアトリーチェは、絵羽が黄金を手に入れて事件に介入出来るようになった事で大きな力を手に入れた。

 エンジェ・ベアトリーチェは、ベルンの介入で発生し、魔法の仕組み等を知って力をつけた。

 マリアは、現実逃避とXとの交流により、自分の世界を作り上げた。

 ドラノール、ウィルは、法則の擬人化。

 エリカは、ベルンの介入で六軒島付近の遭難者から誕生。ep6で正式に魔女化。

 バトラは、ベアトリーチェの計画を全て知った事で魔法使いとなった。


 以上、これらうみねこの魔女たちは、真実を知ったりすることで力をつけた傾向があると考えられます。

 これらを考えていて思い付いた、私の仮説がこちら。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
・登場人物が真相を知ったり、世界を動かす力を手に入れたりなどした時に、その人物の別人格の魔女が誕生する

・魔女とそのモデルは、記憶や意識を共有しない(但し、互いに認識できる場合もある)

・魔女は幻想世界を移動できる

・幻想世界はクラウド、現実世界はサーバと例える事ができ、魔女達は幻想世界を移動することで様々な現実世界を観測できる(ときに干渉も可)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 うみねこの魔女達は、幻想世界を通じて様々な偽書世界を観測することが出来ます。ゲームマスター偽書作家の目線で偽書を構築することが出来ます。但し、うみねこ以外の世界を観測することは出来ません。ベルンやラムダなどなら可能です。


 以上、確実な根拠があるわけではないですが、様々な情報をもとに考えた私の魔女仮説はこのようになりました。(伝わっているでしょうか……?)




〈ベルン・ラムダ・フェザ〉

 この仮説をベルン、ラムダ、フェザリーヌに当てはめて考えてみます。

 まずはフレデリカ・ベルンカステル。姿や立ち振る舞いからして、うみねこのベルンとひぐらしのフレデリカは同一人物でしょう。
 漫画版皆殺し編序盤にて、ベルンと梨花が幻想世界(夢)で会っています。そこでベルンは「私はあなただから、あなたの死後の話は知らないわ」と話しています。うみねこと違って優しい印象なところを見るに、おそらく、まだ魔女になりたてで、梨花の別人格という側面が強いのでしょう。
 祭囃し編ラストから、賽殺し編を作り上げたのはベルンでしょう。美代子ちゃんを家族生存ルートに導くシーンがある他、「色んなカケラ作ってみた、作ってみたい」というセリフもあります(DS版ひぐらし絆4巻)。
 賽殺し編で、梨花がフレデリカ・ベルンカステルと自称しますが、この頃には既にベルンは誕生しています。もしかしたら、この梨花の発言を聞いたベルンが「そっか、私は梨花じゃなくてフレデリカ・ベルンカステルなのか」って思ってそう名乗り出したのかもしれません。
 うみねこep6にて、ラムダが「ベルンが無限地獄に囚われてた話」をしていますが、その話ではベルンは駒であり、無限地獄脱出で魔女になったと言っています(漫画版より)。ひぐらしでの話と見て間違いないでしょう。
 同じくうみねこにて、ラムダが「前回はベルンがポーンを全部入場した状態から始めた。あんなの負けた内に入らないんだから」と言っているようですが、これは魔女になってるときの話をしているので、ひぐらしの話ではないでしょう。ep6の方はベルンラムダが魔女の駒であるときの話です。また、ベルンラムダはうみねこ時点で千年生きてるようなので、ひぐらしを千年前とすると、前回と今回(うみねこ)の間が空きすぎてます。

 次にラムダデルタです。前回の記事の通り、モデルは鷹野と見て間違いないでしょう。当時の竜騎士先生×KEIYAさんのインタビューでは、「ひぐらしにラムダデルタなんて出てないよ。そんなことに囚われていると……」という話をしていますが、おそらくep5~8に関連したブラフでしょう。
 ep6の昔話で「数えてなくてよかった」って言っているのは、繰り返す者ではなかった、という意味でしょう。

 最後に、フェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラ。彼女に関しては少し話が複雑になる。
 まず、(これは他人の考察になるのだが、)フェザリーヌのモデルは八城幾子&十八と考えられる。フェザリーヌの執筆能力は2人の仕事が元となっているし、記憶補助具は十八の記憶喪失を幾子の情報収集能力で補っているという話が元となっている。そのように考えられる、というのがその説の根拠である。
 但し、ep6にて縁寿がこのような発言をしている。
「あなた(八城)が先なの?それともあなた(フェザ)が先なの?」
 当人の返答は誤魔化しているが、単に「フェザのモデルは八城幾子&十八」という話では終わらないという事の示唆なのかもしれない。

 もう一度、ep6のラムダの昔話を振り返ってみる。

「ベルンの主は、自分が作ったゲーム盤にも拘わらず、途中でゴールが分からなくなった」
「スタートとゴールの繋がった、壊れたスゴロクが出来上がり、ロジックエラーが発生」
「ロジックエラー解消をベルンにやらせ、奇跡によってロジックエラー解消出来たが、精神がおかしくなっていた」

 さて、この話はベルンの主がゲームマスターとなっている。漫画版うみねこep6では羽入をモチーフとしており、回想でのベルンも梨花の姿をしている(作者は漫画版ひぐらし皆殺し編も担当されている)。
 つまり、ひぐらしでは羽入、ないし羽入を操る魔女がゲームマスターと見て取れる。
 ひぐらし旧作を知っている人なら疑問に思う事だろう。「ひぐらし旧作は、鷹野の計画に対して梨花達が立ち向かう話だ。ゲームマスターは鷹野で、挑戦者は梨花じゃないのか」と。
 この疑問の答えは、祭囃し編序盤の鷹野と羽入の宣戦布告に記されている。
「お前を神の座から引きずり降ろす。私とおじいちゃんが神になるのだ」
 そう、魔女側の羽入に人間側の鷹野が挑んでいる。
 鷹野は終末作戦で神になろうとする。羽入は梨花達を救うべくループを開始。鷹野の計画(青字の発言)を打ち破った訳ではないため、ロジックエラーと認定。途中から信じることをやめて、惨劇回避を梨花に丸投げ。奇跡によって鷹野の計画を打ち破った(ロジックエラーを回避した)。このような解釈が可能となるのだ。

 話を戻そう。この解釈を採用すると、羽入か羽入を操る者が魔女という事になる。前述のモデルの話を取り入れるなら、羽入がモデルの魔女がいる、というところか。
 言祝し編にて、5次元レベルで場所が違う世界から羽入は雛見沢に来たという話がある。羽入モデルの魔女がひぐらし時点で存在していた事を考慮すると、羽入モデル魔女はひぐらし以前の別のゲーム盤から来たのかもしれない(し、ひぐらしの羽入から派生したのかもしれない)。

 では、この羽入モデル魔女とフェザリーヌは関係があるのか。うみねこep6のベルンとフェザリーヌの会話を考慮してみる。
 かつてフェザはベルンに、肉を喰らう道もあると教えたそうな。そして、ベルンはフェザの真似でカケラ巡りをしている。
 賽殺し編ラストの話かな。元の世界に戻ってから、羽入に友達が出来たと言っていた。その後の梨花の発言(そう、じゃあ私は"古手梨花"なのね)から、友達はベルンだと推測できる。つまり、賽殺し編後羽入モデル魔女とベルンが色々戯れ、うみねこに至った。「羽入モデル魔女=フェザリーヌ」だと思われる。

 なお、縁寿の疑問「八城が先?フェザが先?」の解答はまだ分からない。フェザには八城モチーフのものもあるから、八城が先かな?「羽入と八城がフェザのモデル」と推測しておく。




〈業卒の魔女〉

 いよいよ本題、業卒の魔女についてです。おそらくベルンラムダをはじめとする魔女達が関わっているのでしょう。業卒は未だに謎が多いですが、全39話と仮定して話を進めます。

 まずは分かりやすいラムダデルタ。エウアにフィーアと呼ばれているため、沙都子を駒にしているとみていいでしょう。卒15話の「沙都子を貴方に返すわ」で沙都子から離れたのでしょうか?
 「沙都子を返す」という発言からして、「沙都子がラムダのモデル」なのではなく、「ラムダが沙都子に憑依していた」という可能性が高いでしょう。「LD3105号」はエウアの皮肉でしょうか。中身はフィーア(ラムダデルタ)だけど、憑依先が北条沙都子という点がエウアには奇妙に見えていた、というように思います。

 次にベルンカステルですが、ベルンは賽殺し編梨花から離れています。ひぐらし旧作での地獄にこりごりであろうベルンが、再び梨花に憑依して地獄を味わうのは、少し考えにくいですね。卒15話最後のセリフがうみねこのパロディですが、再び繰り返す者となった(エウアが消えても能力は残るのか?)梨花が、ベルンと同じ思考に至って同じセリフを偶然口にしたのではないかと思っています。
 では、ベルンカステルはどこにいるか。以前の考察を同じ結論になりますが、それはエウアを送り込んだのがベルンカステルではないかと思っています。エウアによって沙都子(ラムダ)を繰り返させて無限地獄に閉じ込め、散々ラムダと過去の自分を痛めつけ、最後は梨花か沙都子がやられてラムダの敗北、という計画だったのでは、というように思います。

 では、そのエウアとは何者か。キコニア関連の発言からして、キコニアにもいるのでしょう。フェザリーヌと似ても似つかない(声、衣装、化粧、性格)点から、ベルンが作ったフェザリーヌもどきと推測しています。

 他にも、公式サイト人物紹介の服の有無やアリス要素から、フェザリーヌやアリスが潜んでいると推測していたのですが、そういうわけではないのかなというのが今の印象です。業卒に関わっているのはベルンラムダだけかなという。(フェザリーヌはもしかしたらもういなくて、それが理由でエウアが作られたのかもしれない)





 以上、いかがでしょうか(伝わっているでしょうか)?
 いつもより推測多めとなりましたが、何とかまとめられました。質問とかあれば、コメントやツイッター(@rjIwvZCRYYikkY2)にてどうぞ。

 ではまた。






ひぐらしのなく頃に
ひぐらしのなく頃に
ひぐらしのなく頃に
うみねこのなく頃に

沙都子=ラムダ説への異議

 こんにちは、zcryyです。今回は業卒に関する魔女についての考察です。巷では「沙都子=ラムダ説」が圧倒していますが、本当にそうでしょうか。「沙都子=ラムダ説」の検証をこれから話していきます。
 以降、ひぐらしに加え、うみねこのネタバレを含みます。


〈沙都子とラムダ〉
 「沙都子=ラムダ説」を支持する点について1つ1つ検証していきます。

・ケーキ発言
 部活で圭一が沙都子に出したケーキのなぞなぞを、うみねこep8でラムダが出題し、ベルンが「あんたが引っ掛かった問題じゃない」とツッコミを入れている、というもの。

 ベルンの言う「ラムダが引っ掛かった問題」が、ひぐらし旧作での事とは確定していません。ひぐらし梨花として圭一のなぞなぞを聞いていたベルンが、上位世界でラムダに出題してラムダが見事に引っ掛かった、という可能性が考えられます。


・ラムダに服にカボチャ付いてる
 嫌いなものを服に取り入れてるのか?それは訳分からん。


・沙:1億分の1を表す数
 沙(しゃ)には、1億分の1という意味があります。

分(ぶ) 0.1
厘(りん)0.01
毛(もう)0.001
糸(し) 0.0001
忽(こつ)0.00001
微(び) 0.000001
繊(せん)0.0000001
沙(しゃ)0.00000001

 一方、うみねこep8終盤で、フェザに歯向かうラムダがこんなことを考えています。
「フェザの記憶装置をバグらせればいい。1億分の1の確率でも勝算はある。

 少し関連性はありますが、偶然の可能性もあるため、根拠としては薄いかな。


・業沙都子"絶対"発言
 偶然の可能性があるため根拠としては微妙。


・綿騙し編沙都子のドッジボールの名称
 ドッジボールの名前の中に、ラムダ作の作品のタイトルがあるというもの、だっけ?
 偶然の可能性があるため以下略。被っているのが長い名前の1部だけなのが微妙。


・業21話
 エウアの「フィーア、LD3105号」という点ですね。LDは「ラムダデルタ」「Learning Disability(学習障害)」と、3105は「沙都子」と関連づけられそう、というもの。
 このあたりは、セリフの前後関係を合わせて吟味したいですね。一旦保留します。


・卒15話ラスト
 うみねこラストのベルンラムダのセリフのオマージュですね。

 うみねこラストの方は、ラムダに「(なにかのなく頃に、に対して)あら、いいじゃない」というセリフがあります。これにより、「業卒→うみねこ」ではなく「うみねこ→業卒」ではないか、という見方があるようです。
 また、ベルンは賽殺し編にて梨花と別れています(「そう、もう私は"ただの古手梨花"なのね」)。業18話にて、「千年人間不信だった誰かさんが、素直になっただけよ」という梨花のセリフがありますが、「人間不信の羽入の話」は、賽殺し編にて初めて羽入に聞かされる話なので、業卒が賽殺し編の後の話であることはほぼ確定です。よって、卒15話でまたベルンが梨花のもとに戻ってきたのか、という疑問点が生じます。


・ラムダのベルンへの執着が業卒沙都子っぽい
 ラムダの執着は、業卒沙都子には足りないのでは?業卒沙都子はまだ「梨花が一緒にいてくれれば許す。一緒に平和にすごそう」程度なので、ラムダの「あの子を閉じ込めて酷い目に遭うのを見るのが大好き」レベルには達してないんじゃないかなと。それこそ、鷹野の「絶対梨花を倒すマン」レベルの方が近いまである。


・ラムダの発言
 ep3でラムダは「サンタからプレゼントもらったことはない」っていうセリフがあるらしく(アニメにないシーンらしい。私は出題編はアニメ勢だから分からん)、美代子ちゃんはサンタからプレゼントもらってそうだから、沙都子の話ではないか、について。
 このあたりは、美代子ちゃんと沙都子ちゃんが実際どうだったのか分からないためなんとも。否定も出来ないし、肯定も出来ない。 

 ep5でラムダは「銀河鉄道999」について言及しており、「銀河鉄道999」が1979年あたりの作品だから、幼少期の美代子ちゃんには見られないよね、ということかな?
 姿は美代子ちゃんでも、鷹野さんの記憶を持っててもいいでしょう、魔女ですし。

 ep8後半にて、「あんたらとは違って、私には学校があるの」というラムダのセリフがあります。田無美代子ちゃんは孤児院通いだから、分校通いの沙都子の要素じゃないか、というもの。
 美代子ちゃんは、孤児院通いの前後でちゃんと小学校に通っています。以上。

 小冊子『ラムダデルタ卿による回想記』というものがあるらしく、そこではラムダが「私は神になる」とか言う少女に力を与えた、ということが書かれているそうな。それで、ラムダと鷹野を別人として描いていないかという疑惑があるそうな。
 だがしかし、祭囃し編で美代子ちゃんは「私は"神すら超えてやる"」と言っている。大人になってから「私は神になるのよ」とか言っているが、子供の頃は神以上の存在になろうとしているのだ。
 しかも、その少女は新たな魔女を生み出したとかなんとか。少女と鷹野さんは別人ではなかろうか?


・魔女には時間の概念ないんじゃね?
 うみねこep8で散々現実世界とリンクした魔女バトル展開してたじゃないか。魔女も"過去の出来事"を普通に語り出したりするから、これは時間の概念がないとおかしくなる。ましてや「君にとっての明日は俺にとっての昨日」みたいな事を示している現象とかあるか?どこにもない。



〈ここまでの結論〉
 ここまでを踏まえると、「ラムダは鷹野から派生した魔女であり、業卒で沙都子を駒とした」という感じかな、と私は思います。「ラムダ=沙都子」ではない、という事ですね。
 さて、ここで幾つか疑問が出てきます。

・具体的な鷹野とラムダと沙都子の関係はどうなってるの?

・そもそも魔女って何?

・他の魔女はどうなってるの?

といった点ですが、考察が長引きそうなのでここで区切りたいと思います。
 フェザリーヌあたりについては、過去に考察しているので、「ツイッター(@rjIwvZCRYYikkY2)〉固定ツイート〉ひぐらし考察〉過去の考察〉メモ1」を参照下さい。(次の魔女考察に再掲する予定です)

 では、このへんで。





ひぐらしのなく頃に
ひぐらしのなく頃に
ひぐらしのなく頃に
うみねこのなく頃に
ラムダデルタ
北条沙都子

現時点でのひぐらし卒の疑念(卒15話終了時点)

 ひぐらし卒15話が終わった。これでひぐらし業卒が終わったようだ。
 だがしかし、私にはどうしても拭いきれない疑念がある。私の見立てでは、3期目は確実に来ると思っていたのだ。ネタバレになる可能性を避けるため言っていなかったが、本編の内容とメタ的視点どちらから見ても、3期目があると私には見て取れていた。
 今回、その疑念について詳しく話していく。


〈3クール構成の今作について〉
 まず、現時点での感想でも話していこう。
 今作は物語としては、悪くはない出来なのではないかと思う。梨花と沙都子2人の葛藤や、各人物の魅力が見て取れる点では優秀ではないだろうか。現に、鉄平への人気は爆上がりし、梨花と沙都子の二次創作も増えた。その点に感謝しているファンもそれなりに多いのではなかろうか。
 特に卒15話は、旧作からあの大団円に移ると思うと、なんとも安らかで素晴らしいと思った。youの替え歌にそらのむこうのフレーズ入れてくる編曲はなかなかに良かった。かつての悪役が各々魅力ある人間になっているところが平和で良かった。(但し、謎は残った)

 今作の考察の難易度は、(3クールで終わる場合、)かなり易しくなっているのではなかろうか。原作ひぐらしうみねこでのファンの感想を見て、より万人受けするように難易度を下げたのだろうか。但し、前記事のように矛盾が多く発生してしまっているように思われる。

 さとりか論争について、卒15話後の竜騎士先生のインタビュー(公式サイト参照)を参考にすると、2つの要素がこの論争に絡んでいると思われる。

梨花と沙都子の互いに対する執着、傲慢」
「ルチーア生活に沙都子にとっての楽しみが一切ない」

梨花と沙都子は互いに執着していた。だから卒14話でお互いに相手のせいにしてしまっていた。ただ、沙都子が苦しんでいたのは「勉強が出来ないから」「梨花と離れたから」というのは少し違い、「ルチーアに馴染めない、友人出来ない、趣味のトラップも作れない、本やテレビが楽しめない、もちろんPCやスマホ等はない、あるのは嫌いな勉強だけ」みたいな生活だから、限界が来てしまった。勉強ばかりやってたから「勉強が原因」だと沙都子は思っていただろうが、久しぶりの部活やループ中での楽しそうな沙都子の様子を見るに、「楽しみが無かった」のが1番の原因だと思われる。そのように私は思う。Twitterにも似たような事を書いてるので、固定ツイートのリンクからどうぞ。
 




 では本題の話に移ろう。まずは今まで言ってきたことについて。

〈疑念(本編中の疑問点)〉
・沙都子黒幕説に誘導していた
 原作等とアニメで設定が違うとき、原作等の設定を優先して、その結果沙都子が怪しくなるという点が多々あった。例えば、鬼騙し編の泣く沙都子や、綿騙し編の迷子の沙都子、昭和58年時点で折れてないオヤシロ像などがこれにあたる。
 他にも沙都子が疑わしく思える点は多々あり、沙都子黒幕説に誘導しているように思われた。

・出題編で明かされた黒幕
 沙都子黒幕発覚は業17話ラストである。早いのだ。出題編の時点で黒幕を知らせてしまう。これにより、今作の考察の難易度はかなり易しくなった。いや、考察ものの作品としては怪しむ点なんですがねこれは。

・矛盾の多い解答編
 卒1~13話(他の話もだが)まで、H173をはじめ、多くの矛盾点や疑問点が多く残った。沙都子黒幕説の否定への布石かと思われたが。
 業卒全体を通しての多くの疑問点を前記事にある程度まとめている。合わせて参照願う。

 以上、現時点で多くの矛盾点や疑問点が残っている。次に言っていなかった点について。



〈疑念(メタ視点)〉
・業放送前時点で、1部放送局のミスで、卒があることが発覚した

・1部放送局番組表で、業25~30話の存在が示唆された。変更後の放送内容が別アニメの再放送だったり未定だったりと、急な変更を余儀なくされたように見える。

・展覧会での卒1話の台本が業25話と書かれていることが確認された(Twitterでの文章のみでの情報)

Twitterにて、ひぐらし卒の作画スタッフが「作画させて頂きました」という報告と共にひぐらし業25話(卒1話)の台本の写真を載せていて、「制作当時は業だった」という説明をしている。

 以上を踏まえると、放送した卒は元々業だったのではとなるのだ。卒1~15話までで区切れる部分は13、14話ぐらいしかない。卒1話が業25話なら、卒15話も業39話と見るのが自然なのだ。
 しかし、卒というタイトルは業放送時から存在していた。つまり、3期目の卒16話が卒1話なのではないかと思えてくるのだ。

 反論として、仮に「元々どこかから卒にする予定で、制作時は便宜上全て業にしていた」と想定しよう。業39話の中で区切りが入れられるのは郷壊し編の前後ぐらいである。鬼騙し編放送時には円盤情報が出ていて「業は24話ある」と発覚していたため、業放送前までには業25話から卒にするという決定がなされた事になる。
 アニメ「SHIROBAKO」公式サイトのアニメ制作スケジュール例を参考にすると、放送26週前には台本が完成すると見ていいだろうか。そうなると、業放送前に業25話の台本が完成している可能性は十分あるだろう。放送前までに業25話を卒1話に書き換えるという可能性が考えられる。
 しかし、そうなると「1部放送局の業25~30話の示唆」がおかしくなるのだ。連絡ミスにしても3ヶ月ある。放送時期変更も前もって出来るはずだ。すなわち、業25話を卒1話にしたのは、今年3月頃だと思われる。
 よって、元々業39話、卒?話で計画していて、今年3月頃に業25話以降を卒にしたと考えられ、同時に3期目があるとも考えられるのだ。






 いかがだろうか(伝わっただろうか)。卒15話が終わった今でも3期目があるような気がしてならない。3期目を発表するなら、10月未明にある「竜騎士×粗品対談」だろうか。大人しく待機しておこう。



ひぐらしのなく頃に
ひぐらしのなく頃に
ひぐらしのなく頃に

ひぐらし業卒、疑問点まとめ(卒14話時点)

 こんにちは、初めまして、zcryyです。この度、ブログを始めてみました。Twitterに今までの考察をあげているので、合わせてどうぞ。

 zcryy@考察(@rjIwvZCRYYikkY2)



 今日、「ひぐらし業卒は考察要素ない」という声が多いので、卒14話時点で本編の疑問点をまとめてみました。(書き忘れがあるかもしれないです)さっそく見てみましょう。


〈鬼騙し編・鬼明し編〉
・反転要素

・羽入やエウアがいる異世界は一体どういう世界なのか
 旧作では、あの異世界は出てきていない。旧作の異世界は、カケラだけが存在している無重力空間だった。業卒のは、他にも神社や地面などがある有重力空間である。

梨花がループし始めた具体的な理由
 梨花はルチーアの記憶を保持しつつ、すぐに鬼騙し世界に移動した。
 郷壊し編にて、沙都子は祭囃し世界を何度もループしていた。神経衰弱のときがわかりやすいか。しかし、旧作履修後は祭囃し世界を離れている(羽入がいない。無事に祭が行われる等)。神経衰弱やH173侵入が旧作履修後の事であるから、沙都子以外の要因で祭囃し世界を抜け出したと考えられる。
 真っ先に思い付く要因は梨花をループさせる事である。梨花のループで世界が変わったという考えである。しかし、それでは梨花に郷壊し編の記憶がないのが矛盾している。

・圭レナ事件
 鬼明し編では、圭レナ入れ替わり説を否定したが、納得いっている視聴者は少ないのではなかろうか。明らかにおかしい場面である。

梨花沙都子事件
 業沙都子のタイツ破れ。卒沙都子のやられ方と業魅音の説明の矛盾。沙都子の倒れ方。卒梨花の諦めの早さ。包丁の違い。

・業卒での教室の多くの差異
 鬼騙し編と猫騙し、鬼明し編では教室背景や山の形などを大きく変えている。意図的と思える程その量は明らかに多いし、表現技法的な点を考えても、素人目線からはその効果はわからない。

・初日の沙都子らの行動の違い
 鬼騙し編と鬼明し編で圭一にトラップを仕掛けた時の沙都子らの行動が違う。

・注射シーンの雑さ
 どの編でも、沙都子の注射には疑問の生じるものとなった。まず沙都子が鬼騙し編時点でH173を所持している点やH173の性質が既におかしいのだが、これについては郷壊し編の枠で述べる。
 鬼明し編では、ゴミ箱にぽい。旧作での入念なトラップ製作魂はどうした。

・レナの様子を察せない梨花

・天気の違い




〈綿騙し編・綿明し編〉
・鉄平の家をどう知ったのか。

・当日朝のゲーム大会の誘い
 ゲーム大会は魅音と善郎おじさんが入念に考えている(皆殺し編参照)。当日朝は急すぎないか?誤差?
 レナと魅音が一緒の場所から電話する状況って?

・神経衰弱
 皆殺し編にて、「思いが強いほどそれに関連する事象が起こる確率は高くなる」と説明されている。つまり、トランプの配置が確定されていることはほぼない。

・注射シーン
 どうやってもあの場で魅音に注射をするのは無理。飲み物に入れる作戦も、回し飲みするわけではないため不可能。

・ゲーム大会の日のバイト後の魅音の服装が違う。

魅音詩音遭遇シーン
 店に近づく時のシーンで魅音がわざわざ追加されている。

・噂シーン
 祟りに関して、鷹野が楽しそう。祟りの犯人は主に鷹野であるため、改心しているなら、あまり楽しそうに話さないだろう。

・祭序盤
 綿騙し編では、すぐに梨花沙都子と出会い、そのまますぐに演舞。綿明し編では2人を探している。矛盾である。

・演舞のミス
 綿騙し編にて、演舞にミスがあったというが、綿明し編の演舞に何かミスがあっただろうか?

・詩音の雛見沢到着時間
 綿騙し編にて、詩音は祭前日に準備の様子を見に行き、当日は演舞開始時に圭一と合流。
 綿明し編では日が暮れている中でまだ車の中。ぎりぎり?

・演舞を見る3人
 綿明し編にて、魅音レナ沙都子が揃って演舞を見ているが、綿騙し編での「皆はぐれた」とは一体。

・鷹野の車
 鬼騙し編にて、大石は「鷹野の車は駐車場に置きっぱなし」と言った。綿明し編では、「診療所に置きっぱなし」と言った。

・詩音弱体化
 明らかにスタンガン初心者の反応をしている。

・真っ先にトイレ屋根を確認しようとしない圭一

・どっから出てきたその鍵(トイレ)

・道端の作業員のヘルメットの色

・園崎邸前の魅音の白装束

・園崎邸内に入っている作業員たち

・謎の赤い光

魅音沙都子事件の違い

・警察遅い


〈祟騙し編・祟明し編〉
・「沙都子が先にやられ、次の世界に梨花がいない場合」
 既に沙都子が先にやられる事象が何度も発生していると考えられるため、想定不可。
(例:神経衰弱、H173入手、拳銃練習)

・羽入の発言
 鬼明し編後「何があったか教えろ」
 綿明し編後「梨花を倒したのは……」
 羽入は現実世界での事象を知れるのだろうか?

梨花説得
 祟明し編には梨花説得シーンが追加されたが、業14話の梨花はこのシーンの事を考慮していないし、15話では相変わらずルチーアに戻りたがっている。まるで、祟明し編の説得など無かったかのようである。

・興宮の風景が業21話と卒7話で違う。

・祟騙し編の鉄平宅は汚いが、祟明し編の鉄平宅はきれい。

・急変する鉄平の態度(北条家入口)

村八分を知らない鉄平

・大石がきれいな鉄平を知らない
 業23話できれいな鉄平を大石は認知していた。しかし、卒9話では鉄平に会うまで、きれいな鉄平だと思っていなかった。

・沙都子の話を鵜呑みにする大石

・12日、沙都子を探しに行かない梨花
 皆殺し編では行ってた。

・1回目陳情後
 梨花の圭一への発言が演技くさくない?そうでもない?

・真顔梨花、訝しみ梨花

・「そなたも同じであろう?」の真意

・大石への注射シーン
 お茶2杯目出す程長引いている?
 大石は不審に思わないのか?

・大石手帳の違和感

・発症大石の行動
 業11話では、大石が園崎邸方面から上着を持って歩いてくるシーンがあった。
 卒9話では、上着を持たずに古手神社で細工、その後わざわざ園崎邸に行った。
 なぜ園崎邸に行くのか?上着はどうした?

・大石「やりますねぇ」
 わざわざ表情を修正している。

・大石の陳情妨害
 これは上からの命令か、大石の独断か?
 上からの命令であれば、卒10話での熊ちゃんの「どこ行くんです?」が違和感ある。

梨花の記憶
 業12話ラストと13話だけ、梨花皆殺し編の記憶を持っているような言動を見せている。祟騙し編前半や業15話の麻雀では、皆殺し編の記憶がないような言動を見せている。
 梨花祭囃し編に行ったときに皆殺し編の記憶を丸々失った。果たしてこの矛盾はどういう事か?

・鉄平を倒すのが遅い。
 夕方は短い。シャワー浴びてる間に夜になりそうだ。
 もっと前もって倒しておけば、梨花や大石に「沙都子が犯人」と気付かれる可能性が減ると思うのだが。H173は大石に使用済みのため、圭一と鉄平を出会わせてもお互いに倒してくれるとは限らない。

・見えない北条家の時計の針

・いつの間にかボコボコのバット
 祟騙し編では、バットはボコボコにならなかった。祟明し編では、いつの間にかボコボコになった。

・蛍光灯の発光
 卒11話にて圭一が北条家を訪問した際、何故か蛍光灯の紐が光っていたが、よく見るともう一本蛍光灯の紐があり、光っている方の紐はフェイクと思われる。

・バットの指紋を気にしない大石

・ごちゃごちゃな沙都子の供述
 圭一が鉄平を殴ろうとする
 ↓
 バット奪った鉄平が圭一を殴る
 ↓
 圭一が鉄平を(殴る)

 突然圭一が鉄平を殴ってる。

・沙都子は大石が梨花を倒すように仕向けたが、それでは梨花が惨劇を記憶しないままループしてしまう。羽入がアップデートさせなければ、祟明し編の努力は薄れてしまうのだ。

・大石事件、群衆に流されたはずのレナが大石の近くに残っている。
 「沙都子ちゃん来ちゃだめ」も、猫騙し編では遠くにいる沙都子への注意喚起の発言だったが、祟明し編のは感情のままにでかい声出したみたいになってる。

異世界の背景の光の色


猫騙し編・神楽し編〉
・かくれんぼ始め(お昼頃と思われる)から梨花の祭具殿到着(日没7時頃)までおよそ6時間程かかっている。普段の登下校で使う道であるため、寄り道したとしか思えない。

・なぜ鬼狩柳桜がオヤシロ像内にあるのか
 綿騙し編時点で既に無かった。言祝し編では鬼ヶ淵沼に鬼狩柳桜を沈めている。

(言祝し編を参考にするかどうかは意見が分かれているが、竜騎士先生の監修があり、設定もしっかりしていて、CS版として公式発売しているため、参考程度にはしていいと私は思っている。但し、言祝し編自体が仮説の1部であるため、鵜呑みには出来ない)

・注射シーン
 カット

・沙都子は発症者を倒す必要はない。梨花がやられた後であれば、発症者に倒されても問題ない。

・茜さんの剣術をかわす沙都子

・祭具殿での梨花「どういうつもり?」
 オヤシロ像前に物がある。鬼狩柳桜の欠片は落ちていた?

・祭具殿の南京錠が違う
 他の場面の祭具殿シーンと比べて、かなり簡素になっている。

・部活のトランプが業18話のもの

・エウアとフィーアの関連性
 そもそもエウアとは何者か。

・びっくり箱、沙都子、なぜ伏せた?
 受け取るのを拒否すればいいだけである。

・銃の構え方が違う
 業17話と卒13話では、沙都子は銃をまっすぐ構えていた。卒14話では、斜めに寄り道した。

・万能フォーク
 卒14話水着回、あのフォークだけであんな事になるのか?

・沙都子が怪力
 至る所で沙都子の力が強いように思われる。男2人で持ち上げられそうな大太鼓を、小学6年生の女の子が軽々と持ち上げてまっすぐに投げている。

・場面がめちゃくちゃ変わる喧嘩
 毎回話の内容とテンション思い出してるのか?しかも、沙都子がちゃっかりまたルチーアに進学している。鬼狩柳桜も意思があるかのように逃げる。

・ダイナミックバトル
 鬼狩柳桜に変身能力や飛行能力は無いはず。(言祝し編参考)
 旧作のファンタジー要素はまだ受け入れやすい。皆殺し編の銃シーンは一瞬の思考を描写したもの、祭囃し編の銃シーンは偶然外した、羽入はひぐらし世界では成立する存在、というように認識できる。(羽入の存在は事件の真相とは関係なく、鬼隠し編ラストの梨花の発言「また会えますです」や何度もループしている状況から推測は出来なくはない)
 しかし、今回のこのダイナミックバトルはおかしい。変身や飛行が出来る理由もそうだが、その世界が存在しているかも不明だし、爺さんの一人もこのバトルを見に出てきていないのもおかしい。


〈郷壊し編〉
・ルチーアの校章の違い

・ルチーアの授業の板書、ノート

・ルチーアのクラス

魅音の車内にいない梨花

・出てこない詩音と悟史

・エウア登場シーン

・ループの始め方

・シャンデリアの返り血を受ける生徒の立ち位置

・旧作履修ダイジェスト

・消えた羽入

・鉄平の改心
 自分の最期の夢見ただけで改心。ハードル低すぎないか?旧作の圭一らは、事件自体を思い出して反省している。果たして、あの夢見ただけで鉄平は改心するだろうか。ところで、悪行を辞めた鉄平はどうやって金を稼いでいるのだろうか?借金だったら、夢と同じ顛末を迎えるぞ?

・祭具殿は鍵を使う富竹
 今までピッキングのはずだが?

・H173を奪う沙都子
 前述のように、ルチーア回と鬼騙し編の間に別の1編を挟む事は出来ない。沙都子のループは同一世界の過去に戻ること、梨花のループは別世界の過去に行くことだと推測出来るためである。
 つまり、羽入が消えた世界(梨花がループしだした世界。祭囃し編ではない世界)である鉄平回(業23話)や鷹野回(業24話)も鬼騙し編以降の話となり、鬼騙し・綿騙し・祟騙し編のどれでもない祭の様子が確認できることから、猫騙し編の出来事であることが推測できる。
 しかも、業24話ラストで出てきた部活メンバーのカケラには、旧作にはない「宝探し魅音」「超デレデレ魅音」「猫騙し編レナ」の様子が確認できる。
 そうなると、各明し編で沙都子がH173を使っていたこと自体がおかしいという事になる。考慮の末、沙都子がH173を手に入れるのは圭一発症の回あたりであると私は判断している。

・H173の性質(9/28追記)
 旧作にて、鷹野は「富竹と自分を祟りに見せかけて倒す」という計画のもとで富竹にH173を使用した。つまり、「H173使用後、数時間で倒れる」という仕様でなければ、鷹野はこのような計画は立てない。
 さらには、予防薬の代わりの注射で富竹は「L0→L3」になっている(皆殺し編)。H173を祭当日に打つ必要がある。
 鷹野は皆殺し編で、H173を打つと、「自傷で倒れる」か「憎悪のあまり廃人になる」かすると言っている。もちろん、H173 投与後数時間後の話だ。
 以上より、H173投与後数時間後には投与された人物は倒れていないといけない(か廃人になってないといけない)ということが推定される。明し編ではそのようなことは確認出来なかったし(廃人とは言えない)、業24話での野村への鷹野の発言「予防薬の代わりにH173を富竹に投与するだけ」も怪しくなる。


梨花の記憶2(11/14追記)
 卒では、梨花は羽入のせいで毎回最期の記憶を喪失すると言われていたが、これは旧作と設定が異なると考えられる。
 旧作では、毎回山狗が睡眠薬梨花を眠らせていることが、皆殺し編の「冒頭の梨花の回想」と「最後の綿流しシーン前」から読みとれる。冒頭の方では、ハンカチで口を覆われた事は覚えているようだ。(故に、梨花は「眠らせずに自分をやれ」と鷹野に言った)
 つまり、旧作の記憶喪失は山狗の睡眠薬のせいである可能性が高い。賽殺し編後に同じような記憶喪失が発生したのは、羽入が梨花のために消したからだと考えられる。




 書き忘れもあるかも知れませんが、以上が疑問点となります。めちゃくちゃ考察要素あるじゃないですか。
 より私の考察を知りたい方はTwitterをご覧下さい。今後はこのブログを中心に考察を展開する予定です。



ひぐらしのなく頃に
ひぐらしのなく頃に
ひぐらしのなく頃に